岩上安身は2026年6月15日、現代イスラム研究センター理事長の宮田律(みやた おさむ)氏に、今年2月28日にイラン戦争が始まってから5回目となる連続インタビューを敢行した。
イスラエルはこれまで何度も、米国とイランとの停戦交渉を妨害してきた。
「ネタニヤフは、戦争を続けないと、逮捕・収監されて、裁判になってしまう可能性がありますから、どうしても戦争を続けたいわけです。
ですから、こういうイスラマバード覚書(パキスタンの仲介による米国とイランとの停戦合意条件)は、ネタニヤフにとっては、非常に迷惑なわけです」。
こう述べた宮田氏は、「自分の権力維持のために戦争を継続するなんて、ひどい話。もっと国際社会は、怒らなければいけないと思う」と指摘した。
6月19日にスイスで正式署名される予定の停戦合意について、宮田氏は、以下のように見通しを述べた。
「ネタニヤフは、何としても、これをつぶしにかかるでしょう。
レバノンに対して、徹底的な攻撃を行う。あるいは、イランに対しても攻撃を行う可能性も、考えられると思います。
(停戦の調印が行われる)19日までに、レバノンに空爆が行われると、イランは(調印に)躊躇すると思います。『イスラエルが、レバノンを攻撃しているではないか』と、米国にアピールして、この停戦が成立できなくなる可能性は、あると思います。
トランプは怒るでしょうけど、ネタニヤフは、自分の権力を維持したいわけですから、米国の意向がどうあれ、少なくともレバノン攻撃だけは、継続する可能性はあると思います。
それに対して、ヒズボラを一貫して支えてきたイランも、ヒズボラを見殺しにすることは、できないんじゃないでしょうか」。
■【エッセンス版・1】

































